膝関節の解剖を画像を用いて解説!どんな骨や筋肉・靭帯があるの?

膝痛を抱える人は全国に1000万人いるといわれています。若年者から高齢者までそれほど多くの人が膝に痛みを抱える可能性があるということです。またサポーターで一番使われているのは膝関節です。ですから馴染みがある人も多いのではないでしょうか。

そんな膝関節について一緒にみていきましょう。

 

人の膝関節を構成する骨

膝関節は大腿骨(だいたいこつ)脛骨(けいこつ)、それと膝蓋骨(しつがいこつ)の3つの骨で構成されています。膝蓋骨とは膝のお皿のことです。

正式には大腿骨と脛骨の間の大腿脛骨関節(だいたいけいこつかんせつ)、大腿骨と膝蓋骨の間の大腿膝蓋関節(だいたいしつがいかんせつ)、このふたつを足して膝関節と呼びます。

もうちょっとアップにしてみましょう。

最初は正面から見た図です。

これは後ろから見た図。

ここで大腿骨と脛骨の間はイメージしやすいのですが、大腿骨と膝蓋骨の間の関節がイメージしにくいのではないでしょうか。

そこで膝関節を横から見てみましょう。

こうして見ると分かりやすいのですが、膝蓋骨の裏、大腿骨との間には隙間があり、これが大腿膝蓋関節です。

一般的には大腿脛骨関節を膝関節と呼んでいますが、このサイトでは膝関節と書いたときには大腿脛骨関節と大腿膝蓋関節の全体を指しています。

脛骨の外側に腓骨(ひこつ)という骨もあるのですが、腓骨は膝関節には直接関係していません。

 

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人の膝関節の半月板と主な靭帯

膝関節とサポーターを語るときに避けては通れないのが半月板と靭帯です。

膝関節には内(C形)と外(O形)にふたつの半月板があります。

半月板は膝関節のクッション材(ショックアブソーバー)として重要な役割を果たします。

膝関節の靭帯で有名なものとしては、前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)後十字靭帯(こうじゅうじじんたい)内側側副靭帯(ないそくそくふくじんたい)外側側副靭帯(がいそくそくふくじんたい)があります。

なぜここで半月板や靭帯をご紹介したかというと、半月板損傷や前十字靭帯断裂などよくケガをする部位だからです。

たとえばサッカー選手は前十字靭帯を断裂や損傷することがありますし、ラグビー選手は内側側副靭帯を損傷します。

半月板や靭帯の部位を覚えておけば、ただしくサポーターが選べますね。

 

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人の膝関節周囲の筋肉

膝関節の筋肉を考えるときには、太ももの前と後ろに分けると理解しやすいです。

太ももの前にある筋肉では大腿四頭筋(だいたいしとうきん)が有名です。大腿四頭筋とは「大腿部(太もも)にある4つの頭の筋肉」なので4つあります。

その4つとは、大腿直筋(だいたいちょっきん)外側広筋(がいそくこうきん)内側広筋(ないそくこうきん)中間広筋(ちゅうかんこうきん)です。中間広筋は大腿直筋の深層にあります。

大腿直筋をはがすと中間広筋が見えてきます。

筋といいます。

大腿四頭筋は膝関節を伸展に働きますが、大腿直筋のみ股関節の屈曲にも働きます。ふたつの関節に作用する筋肉を二関節筋といいます。

 

次に太ももの後ろにある筋肉ではハムストリングスが有名です。

ハムストリングスとは、大腿二頭筋(だいたいにとうきん)半腱様筋(はんけんようきん)半膜様筋(はんまくようきん)の3つを指します。

その他にも膝関節にはふくらはぎにある腓腹筋(ひふくきん)も関与します。