サポーターのつける意味は?医療用サポーターに求められる役割と機能とは?

サポーターってどのような役割をするか医療的な役割を理解できていますか?あらためて聞かれると、適切に答えられる人はほとんどいません。

今回は医療用のサポーターに求められる役割と機能についてご紹介していきます。

 

サポーターをつける意味は?

サポーターと聞いて「どんな物か想像できない」「一度も見たことがありません」という人はほとんどいません。

多くの方はこれまで一度はサポーターを使った経験があるか、ご家族や身の周りの人が使っているのを見たことがあるのではないでしょうか。

こちらページでは様々なサポーターをご紹介していますが、そもそもサポーターとはどんな役割をする物なのかを先にお伝えしておきましょう。

 

サポーターはその名前の通り「何かをサポート(助ける)」します。

たとえば

  • 関節につけるサポーターは関節や筋肉、靭帯の、ふくらはぎなどのサポート
  • 関節以外につけるサポーターは筋肉のサポート

します。

そう考えると、関節や筋肉、靭帯の構造や働きを理解しておかないと、正しいサポーター選びはできませんよね。

 

ですからこちらのサイトでは、解剖学などの医学的な知識を、一般の人も理解できるように分かりやすく解説しています。

医療従事者やスポーツトレーナーでなければすべてを覚える必要はありませんが、ご一読の上、サポーターを選ぶ際にはぜひ参考にしてください。

 

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サポーターの役割と機能

サポーターには主にふたつの役割があります。ひとつは健康な人(いま現在ケガや痛みがない人)がケガをしないように予防の目的で使用するもの。もうひとつは、すでにケガをして治療を受けた人が、スポーツや仕事に戻ったときに同じケガを繰り返さないように再発防止を目的として使用するもの。

広い意味では同じなのですが、要はどちらもケガをしないためにサポーターを使用します。

 

サポーターを使用するときにひとつ覚えておいて欲しいことがあります。それはサポーターは万能ではないということ。

サポーターをしていれば、全てのケガや痛みを防げるかと言われればそうではありません。さきほど申し上げたように、サポーターはあくまでサポートするだけであり、身体の機能が低かったり、過剰な外側が加わり続ければケガや痛みを招きます。

それだけは忘れないでください。

 

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サポーター使用時の固定性と可動性のバランス

サポーターを使用するときに、必ず覚えておくべき考えがあります。それは固定性と可動性のバランスです。

固定性とはサポートする部分をどれだけ動かないようにするかです。一方、可動性は固定性とは逆で、いかに動けるかということです。

これはサポーター使用時に必ず考えるべきことですが、誰も教えてくれません。非常に重要な概念ですのでこれだけは覚えておいてください。

 

自分が必要としているサポーターは?

サポーターの広告を見ると、

「確かな固定性でスムーズな動きを実現」

などと書かれていることがありますが、基本的には固定性と可動性の両方をmaxで高めることはできません。

こちらの図を見れば理解しやすいと思います。

図の左にいけばいくほど固定性は上がり、右にいけばいくほど固定性は下がります。

『<』の字の幅が可動性だと考えると、左にいけば可動性の幅は小さくなり(=可動性は下がる)、右にいけばいくほど可動性の幅は大きくなります(=可動性は上がる)。

ケガや手術をした直後で関節をあまり動かしてはいけない時期には、固定性の高いもので関節が動き過ぎないように保護します。一方、スポーツをするときには固定性の低いものを選択し、可動性を重視します。

要はその時々でご自身の症状やパフォーマンスに必要なサポーターを選択しないといけません。

ケガをした直後に病院で処方されたサポーターを、ケガが治ってからもずっとつけている人がいますが、これでは本当に必要な固定性や可動性をサポーターがサポートできているのか分かりません。

サポーターを選ぶ際には、必ず固定性と可動性を意識しましょう。