サポーターは靴下の上につけても効果はあるのでしょうか。今回はサポーターの正しい使用方法について確認しておきましょう。
サポーターは素肌につけたくない?
サポーターといえば膝や足首、肘などに装着しますが、肌に直接つけるのか、それとも服の上からつけてもいいのか迷ったことはありませんか。
なんとなく直接つけた方が効果があるような気もするのですが、暑い季節で汗をかくと気持ち悪かったり、肌が弱い人はずっとつけておくのを嫌がります。
実際、私が中高年のトレーニング現場に足を運ぶと、4割近くの人が靴下や長袖のTシャツ、タイツの上にサポーターをつけています。
では靴下や肌着の上にサポーターをつけても効果はあるのでしょうか。
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サポーターの正しい使い方
結論から申し上げると、サポーターは素肌につけましょう。靴下や肌着の上からつけると全く効果がないとはいいませんが、サポーター本来が持っている機能が得られません。
ではなぜサポーターは靴下の上につけてはいけないのでしょうか。それはサポーター自体が素肌に直接つけることを想定して作られているからです。
有名なbonboneブランドのサポーターを製造しているダイヤ工業のホームページにはこのように書かれています。
Q.捻挫予防の足首サポーターは、靴下の上からそれとも中に着けるほうがいいのでしょうか?
A.ダイヤ工業の足首サポーターは、素肌に直接装着することを想定して開発しています。靴下の上から装着した場合は靴下がずれてしまうことにより、サポーター本来の機能や効果が得られなくなります。
たとえば靴下の上から足首サポーターを装着すると、いくらサポーターが足首を固定しているといっても、靴下と肌との摩擦係数(滑りにくさ)はそれほど高くありませんので、運動すれば靴下はずれていきます。
靴下がずれるということは、サポーターが足首を固定できていないということですから、サポーターが本来持っている機能は得られていません。
汗をかいたり、肌トラブルの問題はあるかもしれませんが、サポーターは靴下や肌着の上からではなく直接肌につけましょう。そうしないとせっかく購入して使用していても、自分が望んでいる効果が得られませんよ
もし汗をかいたサポーターを使い続けるのが不快なら、同じタイプのサポーターをもうひとつ購入して洗い替えできるようにしましょう。
肌トラブルについてはこちらをご覧ください。
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