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足首の捻挫は病院で何科に行くべき?受傷後にやるべき応急処置も解説

足首の捻挫は病院で何科を受診するべきでしょうか。

今回は足首の捻挫の症状やグレードなどをイラストや図を用いてやさしく解説していきます。

最後に応急処置もまとめましたので、受傷後、病院に受診するまではぜひやってくださいね。

 

目次

足首捻挫は病院で何科を受診するべき?

足首を捻挫した場合、病院では何科を受診するべきでしょうか。

捻挫とは靭帯の損傷です。

骨や関節、筋肉、靭帯は整形外科の領域ですから、捻挫が疑われた場合、病院の整形外科や整形外科医院(クリニック)を受診しましょう。

「でも捻挫で病院にいくなんて大げさじゃない?」という人がときどきいます。

たしかに私も小学生の頃に足首をぐねっても病院に行った記憶がありません。

でもやっぱり足首をぐねって腫れや痛みが強い場合には、できるだけ早く病院を受診して医師の診察を受けることをおすすめします。

その理由は、足首の捻挫の場合、骨折との見分けが重要になるからです。

 

捻挫では靭帯に強い損傷が加わるのですが、時として靭帯の付着部(付け根)が引きちぎれることがあります。靭帯の付着部は骨ですから、これは裂離骨折(剥離骨折)と呼ばれる骨折になってしまいます。

捻挫だと思って応急処置をしていても、なかなか腫れや痛みがひかずに、病院にいってレントゲンを撮ると骨折していたとういのはよくある話です。
 
独協医科大埼玉医療センター整形外科教授の大関覚先生も、朝日新聞「患者を生きる・足首の捻挫(内返し捻挫、軟骨剝離)」のインタビューで次のように話されています。

外くるぶしの骨と靱帯(じんたい)がくっついている所は軟骨の層が厚いので、成長期の子どもだと、強い衝撃で軟骨の一部がはがれてしまうことがあります。裂離骨折や剝離(はくり)骨折と呼ばれ、エックス線検査では見えにくいです。

引用)【アピタル+】患者を生きる・足首の捻挫(内返し捻挫、軟骨剝離)

大関先生も話されているように、レントゲンだけでは見つからないケースもあるので厄介です。
 
骨折している場合、ギプスなど捻挫よりも強い固定が必要になる可能性があり、捻挫とは治療法が変わってきます。

最悪の場合は手術も必要になるケースもありますので、

そういう意味も足をぐねって腫れや痛みが強い場合には、整形外科を受診して医師に診てもらいましょう。
 

足首の捻挫で行われる応急処置RICEとは?

足首を捻挫するとRICEという応急処置が行われます。

Rest(安静)

当たり前のことですが、腫れや痛みが強いときには患部に負担がかからないように安静にする必要があります。これは運動をしないという次元ではなく、松葉杖で体重をかけないなど、とにかく患部に負担となるものを排除します。

Icing(アイシング)

捻挫直後には腫れや熱感などいわゆる炎症症状が強いので、これを抑えるために氷などで冷やしてあげます。

Compression(圧迫)

出血がひどい場合には、それ以上ひどくならないように軽く圧迫を加えてあげます。

具体的には弾性包帯で患部を巻きます。

Elevation(挙上)

最後が挙上です。

挙上とは「足を挙げること」ですが、具体的には仰向けに寝て、心臓よりも患部を高い位置に挙げておきましょう。方法として下腿から足部の下に布団や毛布をまるめて高くすると楽です。

 
以下、足首や捻挫について解説しますので、解剖や運動学について知りたい人は読み進めてください。
 

足首とは医学的にはどこ?

足首とは医学的には足関節を指します。

足関節とは下腿(膝と足首の間)になる脛骨腓骨、そして足部にある距骨(きょこつ)の間の関節です。3つの骨で構成されること、そこに靭帯が細かくて小さいこと、そしてたくさんの筋肉が関わってくることから、障害が起こりやすい場所です。

足首は膝関節や股関節よりも床面に近い位置で、体のバランスに深く関わっています。骨だけの組み合わせでみると可動性は大きいのですが、その分靭帯が過剰に動かないように動きを制限してくれています。

逆にいえば、過剰に動く可能性を秘めているともいえます。(だから足首をぐねるのです)

足首について詳しくは知りたい人は足首の解剖や運動学のページでお伝えしていますので、先にそちらをご覧ください。

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足首の捻挫の症状と重症の程度とは?

足首の捻挫の症状を理解する前に、捻挫のことに少しだけ触れておきます。

誰しも耳にしたことがある捻挫とはどのような症状をいうのでしょうか。説明できますか?

実は捻挫とは靭帯や関節包(関節を構成している袋)の損傷を意味します。関節包がわかりにくければ、足首の捻挫といえば「足首周囲の靭帯が傷んでるんだな」とまずは理解してください。

先ほど足首は過剰に動かないように靭帯が制限してくれているとお伝えしましたが、たとえば足首をぐねるような動きが起こると、普段は動きを制限してくれている前距腓靭帯踵腓靭帯が損傷します。

そして重症の程度は3段階で評価されます。

一番左のGradeⅠでは靭帯がちょと伸ばされたり微小な損傷ですが、真ん中のGradeⅡになると靭帯の一部が断裂しています。そして一番右のGradeⅢでは靭帯が完全に断裂した状態です。

足首を捻挫をすると大きく腫れます。こんな感じです。

けっこうグロいですが、足首を捻挫した夜にはこんな感じで腫れていることが多いです。

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